報酬機能搭載版ウォレット配信開始

2019年11月29日日本時間午後9時、残高スナップショットが実施されました。この時点でメインネットのDaedalusまたはYoroiウォレットにADAを保有していた場合、テストネット用ADA残高を復元してステーク委任起用にアクセスしたり、ステークプールの運営を開始して、ADAによる実際の報酬を稼ぐことができるようになりました。

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インセンティブ付きテストネット

Shelleyインセンティブ付きテストネットが始まります

Cardano Shelley期におけるインセンティブ付きテストネットが始まりました。このテストネットの開始とともに、ネットワーク分散化への第一歩が踏み出されます。このテストネットはインセンティブを実世界のコンテクストでテストするためにデザインされています。ADA保有者はステークの委任またはステークプールの運営を通じて実際の報酬を手にすることができます。

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  • 報酬機能搭載版ウォレットの配信が始まりました

    テストネットステータス:

  • 2019年11月29日日本時間午後9時、残高スナップショットが実施されました。この時点でメインネットのDaedalusまたはYoroiウォレットにADAを保有していた場合、テストネット用ADA残高を復元してステーク委任起用にアクセスしたり、ステークプールの運営を開始して、ADAによる実際の報酬を稼ぐことができるようになりました。

    ステークを委任するには、委任ページからサポートされているウォレットクライアントのいずれかをダウンロードしてください。ステークプールを運営するには、ステークプール運営ページにあるステークプールオペレーター向けのご案内を参照してください。



Shelleyをテストして、リアルなADAを獲得。


インセンティブ付きテストネットを行う理由

インセンティブ付きテストネットにより、これまでのテストネットでは不可能であった実際の行動を試すことができます。実際の行動には、実際の報酬が必要です。インセンティブ付きテストネットでは、ADA保有者がネットワークに参加し、ステークの委任またはステークプールの運営を通じて実際のADAを稼ぐことができます。

現在世界各地からの参加者による分散化ネットワークが構築されつつあります。インセンティブ付きテストネットから収集される情報は、公正でバランスの取れたインセンティブメカニズムの作成に欠かせません。このメカニズムにより、信頼できる誠実なネットワーク参加が将来長きにわたり確保されるのです。

インセンティブ付きテストネットの詳細およびそれを支える理由については、こちらのブログまたはAMA動画をご覧ください。また、Cardanoインセンティブメカニズムを支える方法論の詳細を記したIOHKホワイトペーパー(英語のみ)も公開されています。

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ステークおよびステーク委任とは

Cardanoネットワークに保有されているADAはネットワークのステークとして機能します。ステークの大きさはADA保有量に応じます。利用可能な全ADAの10%を保有している場合、ネットワークの10%のステークを持つことになります。

このステークを委任できる機能がCardano運用の基盤となります。ADA保有者が報酬を得る方法は2つあり、インセンティブによってネットワークの継続的稼働が可能になります。2つの方法とは、ステークを誰かが運営するステークプールに委任する方法、そして自分でステークプールを運営する方法です。所与のステークプールに委任されたステークの量は、ブロックチェーンに次のブロックを追加し、これにより金銭的報酬を得るのが誰になるかを、Ouroboros(ウロボロス)プロトコルが選定する際の当面の指標となります。ステークプールに委任されたステークが多いほど(上限あり)、次のブロックを生成する機会が増え、報酬はそのステークプールにステークを委任した人すべてに分配されます。

ステークプールとは、ノードを稼働させる知識もリソースも意思もないADA保有者からの委任を受けるノードです。一方ステークプールオペレーターとは、ノードを年中無休でしっかりと運用できる技能とリソースを持つ人々です。詳細は委任システムの概要を説明する動画(日本語字幕あり)をご覧ください。

Cardanoについて

Cardanoはサステナビリティ、スケーラビリティ、透明性に焦点を当てて開発された革新的なプルーフオブステークブロックチェーンであり、暗号通貨ADAの基盤となっています。世界トップレベルの研究者およびエンジニアが開発を手掛けるCardanoは、エンタープライズレベルのDApps開発を支える堅牢で安全なプラットフォームとして、世界を変える拠点を形成することになります。

Shelleyとは

Shelleyとは5段階に分かれるCardano開発期の1つです。これらの開発期と各期で導入される機能についての概要は、Cardanoロードマップをご覧ください。

Shelleyの到来とともにCardanoネットワークの分散化が開始されます。これまでで最も重要な節目となります。現在Cardanoのその他の機能も並行して開発が進められていますが、Shelleyはネットワークの基盤を形成します。この完成の暁には、Goguen(ゴーグエン)期のスマートコントラクト機能をはじめとする数多くの機能が可能となります。

インセンティブ付きテストネットとは

長期にわたり健全なネットワークを確保するインセンティブメカニズムには多くの労力がつぎ込まれています。しかし、インセンティブを支えるゲーム理論は、ユーザーが現実の報酬を得られる環境でなければ機能しません。インセンティブ付きテストネットはこの理論が意図したとおりに作用するか、箱庭の環境でテストする方法です。ステークを委任するかステークプールを運営することによって得られるADAの報酬は現実のもので、テストネットが終了すると使用可能となります。ここでは実際の反応を正しく測定するために実際の報酬を使用します。実世界の環境でメカニズムがいかに作用するかを査定するのです。

詳細はインセンティブシステムの概要を説明する動画(日本語字幕あり)をご覧ください。

残高スナップショットとは

残高スナップショットはある特定の時点におけるネットワーク上のすべてのADAの記録です。この記録はADA残高をインセンティブ付きテストネットに複製するために使用できます。ユーザーは実際のADAと同額のテストネット用ADAで委任やステークプールを試すことができます。

2019年11月29日日本時間午後9時、残高スナップショットが実施されました。ネットワークの安定性の確認、ステークプールのセットアップを行うテスト期間のあと、インセンティブ付きテストネットには委任およびステークプール運営による報酬が導入されます。

技術的な理由により、インセンティブ付きテストネットで使用できるのは、スナップショットを撮る時点でDaedalusまたはYoroiウォレットに保有されていたADA分のみです。

模擬スナップショットとは

模擬スナップショットは残高スナップショット本番に向けたリハーサルです。この最初の模擬スナップショットを実施することで、ユーザーはテストネットに反映されるメインネットのADA残高が正確にキャプチャーされているかどうかを検証することができます。模擬スナップショットへの参加は任意です。インセンティブ付きテストネットへの参加資格には影響しません。

参加方法

残高スナップショットの時点(2019年11月29日日本時間午後9時)でDaedalusまたはYoroiメインネットウォレットにADAを保有していたユーザーは、誰でもインセンティブ付きテストネットに参加し、委任やステークプールの運営を通じて報酬を得ることができます。委任するために必要なのは、DaedalusまたはYoroiのインセンティブ付きテストネット専用バージョンをダウンロードすることだけです。ステークプールオペレーターには、これよりもやや技術的なスキルが必要となります。

インセンティブ付きテストネットが終了すると、報酬として得たADAは手動でメインネットに移し、使用することができます。あとは委任するか、ステークプールオペレーターになるかを選ぶだけです。